2009年6月28日
この日は、OL登山委員会関東支部の皆様と鬼怒沼(奥鬼怒湿原)に
行って来ました。
ルートは大清水から物見山越えの往復というタフなコースです。

大清水の物見小屋前から大清水橋を渡り林道を歩きます。
↑程なく歩くと林道の水たまり脇にモリアオガエルの卵が産み付けてありました。
↑右は鹿の足跡。
↓30分程で物見橋に着きます。

↑物見橋を渡って左の沢沿いに歩を進めると指導標があります。

↑ギンリョウソウがちらほら出ています。

↑物見橋から15分程で湯沢出合いになります。
この滝に名前はあるのでしょうか?

物見山への登山道へ入るには、この湯沢を渡るのですが、
上の写真の倒木の一本橋を渡るか、渡渉するかになります。
数年前の秋、ここを初めて渡った時は倒木の上を渡りましたが、
目の高さが川面から3m位になりかなり怖かった覚えがあります。
さらに現在は表面に苔が付いていて滑りやすくて危険です。
↓ということで迷うことなく渡渉にしました。

石も川面から沈んでいて苔で滑りやすいので要注意です。

湯沢を渡るとそこからは早速急登の連続です。
物見山山頂迄およそ3時間。
足下にはオトシブミ(上写真)が。

↑左はイワナシ。右はその果実です。

↑左 マイズルソウ。
↑右 ゴゼンタチバナ。

時折展望の良さそうな所がありますが、この日はあまり遠望は出来ませんでした。
↑お隣の四郎岳です。

↑左 ベニサラサドウダン。
↑右 コミネカエデ。

↑左 イワカガミ。
↑右 ヤマイワカガミ。

↑左 コヨウラクツツジ
↑右 ツバメオモト

↑左 石楠花。アズマシャクナゲの様です。
↑右 ミツバオウレン。

←コミヤマカタバミ
↓何とか急登をみんなで克服して物見山山頂に着きました。

↑皆さんで記念撮影。やったぜ!!
鬼怒沼まで待望の下り

←オオカメノキ。

↑鬼怒沼に下り初めて間もなく登山道脇にオサバグサを発見しました。
過去の登山で物見山では見たことがありませんでした。
鬼怒沼山の登山道まで行かないと見られませんでした。
しかし、これがケシ科の植物だなんて思えません。
花が咲いていなければシダ類のシシガシラと勘違いするでしょうね。

←ツルリンドウの実

ワタスゲの揺れる鬼怒沼(奥鬼怒湿原)は今日も静かでした。
尾瀬の様なにぎわいはありません。

↑左 チングルマ。
↑右 ヒメシャクナゲ。

↑↑鬼怒沼でのスナップ。

↑左 ウラジロヨウラク。
↑右 コツマトリソウ。

↑鬼怒沼から日光白根山(右側)がうっすら見えました。
左側の双耳峰に見えるのは、根名草山と温泉岳でしょうか。

↑左 タテヤマリンドウ。
↑右 イワカガミ。

←食虫植物のモウセンゴケ。

←鬼怒沼山(右奥)

↑下山途中で。
展望の利く所のようですが、過去も含め今日も残念でした。
下山も楽ではありません。

大清水の駐車場にはニッコウキスゲが咲いていました。
途中花咲の湯では電車の時間に合わせたため、
あわただしい入浴になってしまいすみませんでした。
大変お疲れ様でした。
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