2009年11月27日
この日は、高梨様と、小野子三山に登って来ました。
小野子三山の内、十二ガ岳だけに登る人が多いみたいですが、
私たちは、林道小野子山線沿いの、
赤芝登山口より、小野子山→中ノ岳→十二ガ岳と、
三山を制覇してきました。
小野子山赤芝登山口
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整備された登山道(軽トラも通れそう)をしばらく登ると、
コンクリートで舗装された林道に合流します。
その林道(結構急勾配)を登ると、
林道から左側にそれて、植林地帯(ヒノキだったと思う)の中を
登っていく登山道があるのでそれに入ります。
ヒノキの植林地帯の中を上り詰めると、
見晴らしが良いように?間伐した尾根に出ます。
あとは、尾根沿いに小野子山を目指します。
途中に赤芝の姉妹ツツジとして有名な、
ゴヨウツツジ(シロヤシオ)があったのですが、
何年か前に妹ツツジが枯れてしまい、
今は姉が「高山のゴヨウツツジ」として、県の天然記念物に指定されています。
樹齢は300年以上と言われ、
5月下旬から6月上旬にかけて白い花を咲かせるそうです。
小野子山(1208.3m)の山頂で
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小野子山山頂から見る子持山。
さらにその右奥に赤城山が見えるのですが、今日は確認出来ません。
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さあ、次の中ノ岳にむかいますが、
せっかく稼いだ標高を鞍部に向けて急降下します。
下りの登山道がジェットコースターのように見えます。
何年か前に来たときは、
間伐した木で細かく階段状にしてありましたが、
全て崩壊していました。濡れているときは注意が必要ですね。
鞍部に下りて、また中ノ岳への登りになりますが、
ここは、以外と苦にならずに登れました。
中ノ岳(1188m)山頂(左)と次の目標の十二ガ岳(右)
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さあ、最後の十二ガ岳目指してまた鞍部に下ります。
十二ガ岳への登り、この日は足下も良く、
高梨様も足の調子は良いとおっしゃるので、
登りは男坂を選択しました。
以前も男坂を登ったのですが、結構きつかったのを覚えています。
ので、充分注意をしながら、
十二ガ岳(1200.9m)の山頂に着きました。
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条件に恵まれれば、この十二ガ岳山頂は、
360°良好な眺望が得られます。
この日は残念ながら目の前の榛名山もこの通りでした。
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踏破してきた中ノ岳と小野子山(色の濃い山)
中ノ岳の後方は子持山
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この時期にしては、ぽかぽかでのんびり昼食をとりました。
さて、下山になりますが、まずは、女坂で下ります。
その後のルートは下りながら考える事に。
通常は十二ガ岳と中ノ岳の鞍部から林道小野子山線に出て、
林道歩きで赤芝登山口に戻っているようです。
しかし、それではずいぶんな大回りになってしまいます。
数年前の下山では、同じくその鞍部から小野子山線にむかって下り、
途中、右に入る作業道がありますが、地図では途中で消えています。
その時はお客様をお連れしていなかったので、
とにかく行って見ました。
北東側の斜面をずっと捲くようにたどり、
小野子山への登山時にコンクリート林道から
ヒノキの植林地帯に入る所に出ました。「やったあ」でした。
しかし地図上に出てない途中の作業道は、
落石あり、道路自体の崩落あり、萱の藪あり、で何度も不安になりました。
調べたらそれは2005年の11月30日でした。
でも、この日は高梨様とご一緒なので、危ない事は避けます。
とはいえ、あまりに長い林道歩きは私も高梨様も気がすすまないので、
中ノ岳を登り返して、小野子山との鞍部から作業道に入る事に。
中ノ岳を下っている時に、
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まるまると太ったニホンカモシカが悠々と
エサを探して歩き回っていました。
私たちに気が付いても、気にすることもなく悠然としていました。
かえってこちらが気を使ってそおぉっと通り過ぎました。
鞍部に下りてこの指導標から左に下ります。
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程なく下ると、右に入る作業道が確認出来たのでそこに入ります。
高梨様には悪い所もありますが注意して行きましょうと告げます。
10分位かどうか?歩くと綺麗に砕石が敷いてあります。
落石も崩落も綺麗に直っています。
またしばらく歩くと工事の完成検査をしているような人と会いました。
ラッキー!!。
新品の道をしかも短縮できて赤芝登山口に戻る事が出来ました。
途中でムラサキシキブ ピンボケ
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高梨様 有難うございました。
高梨様とはもう何度もご一緒させていただきました。
私も色々勉強させて頂きました。
またお暇がありましたらお出かけ下さい。
有難うございまいした。